カナダのワーホリを詳しく知りたい!現地情報や保険の手続き・費用など基礎知識を解説

このサイトではワーホリでカナダを滞在先に検討している方が活用できる基礎知識を御紹介しています。
アメリカが近いわりには緑豊かで、治安状況もそれほど劣悪でないことも人気を集める理由です。
数ある英語圏の中でも語学を習得できる環境が充実していることもあり、英語力を高めたいかたにはおすすめのエリアと言えます。
しかし日本とは異なる社会であることや、医療費が高額になるため事前に保険加入を進めておくなど、事前準備を怠らないことが大事です。
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カナダのワーホリを詳しく知りたい!現地情報や保険の手続き・費用など基礎知識を解説
- カナダのワーホリで最もポピュラーなのはバンクーバー
- トロントやモントリオールもカナダのワーホリの渡航先の中では人気
- カナダはワーホリ目的の他にウィンタースポーツも楽しめる
- カナダのワーホリで仕事を探しやすいのは夏と冬
- スキー場で仕事をしたいなら早めにカナダのワーホリに申し込もう
- カナダのワーホリのビザ申請の定員と集中する時期
- 保険の加入もカナダのワーホリのビザ申請時に必要
- 渡航期間が6ヶ月であってもカナダのワーホリには1年間の保険加入が必要
- カナダのワーホリのための保険は入国前に済ませておこう
- 気になるカナダのワーホリにかかる費用相場
- カナダのワーホリで必須となる生活費
- カナダにおいてのワーホリ・留学でかかる学費
- ワーホリでカナダに行く際に知っておきたい食費事情
- カナダのワーホリのポイントは語学学校と住居費用の節約はしないこと
カナダのワーホリを詳しく知りたい!現地情報や保険の手続き・費用など基礎知識を解説
カナダをワーホリ先に選ぶ方が多いのは、同じ北米であるアメリカほど治安が悪くないことが理由になっています。
とはいえ日本と比べると犯罪件数が多いのは明らかで概ね5倍にのぼり、薬物犯罪が多いなどの治安状況にあるのも事実です。
またカナダのワーホリ費用も確認して、資金を用意しておく必要があります。
現地では一月あたりの平均生活費は8-9万円程度、万が一病気やケガをした場合に備えてワーホリ保険などの加入も必須なので余裕をもった資金計画を立てることが求められます。
カナダのワーホリで最もポピュラーなのはバンクーバー
カナダのワーホリ先で、最も多いとされる渡航先がバンクーバーです。
日本と同じく四季が存在しており、世界一住みやすい街に選ばれたこともあります。
他の国々の都市と比べて治安が良く、危険な国に慣れていない日本人でも安全に生活できる都市です。
バンクーバーがワーホリ先に選ばれる理由に、さまざまな仕事先が用意されていて就労しやすい点が挙げられます。
同じ雇用主のもとで働ける期間についても、就労制限はないため色んな職場を体験できる点も魅力です。
国際的な映画制作会社があるため、映画の街とも呼ばれています。
撮影地になっている場所が多いほかに、カフェが多いのもその特色です。
放課後に友人とカフェで話したり、そこで出会った人と会話したりと英語を使うシーンが多いのもメリットです。
また周辺には観光地、アクティビティーが多い点も特筆すべきポイントと言えます。
少し離れた郊外には、歴史が深いキャラピノ吊り橋があり観光を楽しめます。
この他にトロントよりも冬の寒さが厳しくなくて、日本からの飛行機の運航数が多いこともメリットです。
トロントやモントリオールもカナダのワーホリの渡航先の中では人気
ワーホリは働きながら学ぶことができるため様々な国の文化を体験できるものと注目されていますが、これまでアメリカやイギリスなどといった英語圏に渡航する人が多く、その他の国はあまり対象とはなっていないことが多かったものです。
これは語学留学をする人のほとんどがアメリカやイギリスに注目していることから発生した現象となっていましたが、最近ではカナダやオーストラリアといった純粋な英語圏ではない地域に留学をする人が増える傾向にあり、そのためこの地域がワーホリの渡航先で人気となっています。
トロントやモントリオールは非常に有名な都市でもあり、その雰囲気を満喫するには良い地域となっているのが特徴です。
日本人が働くことができるところも数多く存在しており、様々な仕事があるのもポイントです。
語学留学をしている人も増えていることから現地で日本人に出会うことも多く、非常に自由な雰囲気で貴重なワーホリの期間を過ごすことができるものと注目されています。
カナダはワーホリ目的の他にウィンタースポーツも楽しめる
語学力アップなどワーホリのメインの目的とは別に、観光やウィンタースポーツを楽しめるのもカナダの良いところです。
中でも日本人観光客に人気のある、海と山に囲まれた自然豊かな都市・バンクーバーがおすすめです。
市内で雪が降るのは年に2〜3回程度ではあるものの、近郊の北側と西側には3つもスキー場があります。
いずれもアクセスが良い場所にあり、特にダウンタウンからは日帰りで楽しめます。
2010年の冬季オリンピックの開催地だったこともあり、全世界からの注目が集まる都市です。
特に世界的なスキー場・ウィスラーも近郊にあり、バスで約3時間程度の距離です。
スキーやスノーボードなどが好きで、ウィスラーで働きながら過ごすためにワーホリ先にバンクーバーを選ぶ方も少なくありません。
またバンクーバーに関してはスキー場だけでなく、アメリカへのアクセスが容易という利点も備えています。
最も近いのはワシントン州の都市シアトルで、車で約4時間20分ほどでアクセスできます。
カナダのワーホリで仕事を探しやすいのは夏と冬
カナダのワーホリ先として人気のあるバンクーバーは、日本人観光客が多いからでありその分仕事先を見つけやすくなっています。
大都市トロントでも見つけやすいものの、英語力を試される都市でもあります。
そんな中で、バイト先が見つかりやすい時期に挙げられるのが夏と冬場です。
さらに言えば冬場はクリスマスが穴場で、カナダはクリスマスを盛大に祝う国民性にあるからです。
家族全員がそれぞれの分のプレゼントを購入したり、他にもニューイヤーパーティーなど行事が多く、購買意欲が高まる季節として知られています。
夏に関しては、7月と8月に高校が夏休みに入るため購買意欲が高まります。
そのためこの2つの時期に目がけてワーホリを開始させると、非常に良いです。
具体的にはジャストの季節ではなく、前もって4ヶ月くらい前から行動すると良いでしょう。
2月末や3月初頭からワーホリをスタートさせて、3〜6月の4ヶ月間を語学力アップと仕事を探す期間に充てるのがおすすめです。
11月を目指してワーホリを開始するなら、こちらも4ヶ月前の7〜8月からが良いです。
スキー場で仕事をしたいなら早めにカナダのワーホリに申し込もう
ウィンタースポーツを好きな方がカナダをワーホリ先に選ぶことは多く、その関係もあってスキー場は人気の仕事先の1つになっています。競争率の高い仕事場であるため、希望している方は夏頃には開始することが大事です。カナダの緯度は北海道よりも高くて平均気温が低めであり、その分スキー場のオープンは10月と日本より早いです。それに伴う求人募集も早期から開始しており、3ヶ月前にはスタッフの募集広告がWebサイトや新聞などで掲載されています。 バンクーバーやトロント市内で面接が行われたのち、10〜11月頃よりアルバイトがスタートします。その中には日本人のワーホリとおぼしき姿も見られ、インストラクターやリフト管理に加えて敷地内のレストランや駐車場の整備といったようにその形態はさまざまです。また周辺のホテルやコテージなどは、個人オーナーが多いため1軒ずつ探しまわるといった根気も必要となるでしょう。ワーホリ先を決める際に、仕事先も視野に入れながら時期を決めることが大事です。
カナダのワーホリのビザ申請の定員と集中する時期
実は日本国内における、年間のワーホリのビザ申請の定員の数は決まっています。ワーホリの渡航先にカナダを選ぶ場合、年間6500人までとなっています。ただし定員が決まっているものの、ほとんどの年において定員に達することはないため安心してビザの申請をしましょう。 さらにはバンクーバーの冬季オリンピックのあった2010年頃から、減少傾向にあります。仮にワーホリの定員に達することがあっても、年度の後半である11月や12月頃です。その推移も調べれば分かるため、計画している方はそのへんの情報も一緒にキャッチしておけば良いです。 翌年の申請内容やその変更点の告知は、毎年10月付近に行われます。原則的に10月ではあるものの、年度の途中に変更が発表されることもあるため定期的にチェックしておくことを忘れないでください。なおワーホリの申請が集中するのは、年初である1〜2月です。混雑する時期を知っておけば期間に余裕を持って申請を行ったり、その時期を避けてスムーズに手続きをしたりといった方法も容易になります。
保険の加入もカナダのワーホリのビザ申請時に必要
ワーホリでカナダへと渡航する際、ビザの取得が条件となっていますが2011年に新たな条件が加わっています。取得した任意の国のワーホリビザの他に、ワーキングホリデー保険にも加入しておくことです。ここで注意したいのは、1年間の保険に加入する必要がある点です。6ヶ月しか滞在しない予定だから6ヶ月のプランで良いと考えがちですが、実はワーホリビザの有効期間は1年間となっています。これを守っておかないと入国拒否もしくは渡航してすぐに強制送還、下手をすればカナダへ入国することが今後認められない可能性もあるため注意が必要です。不法滞在および不法就労はどの国でも厳しく取り締まっており、罰金も数百万円という場合もあるため決して軽く考えず慎重に手続きをしておきましょう。 1年間のプランに加入しておいて、帰国した後に解約すなわち残り期間分の精算をするといった方法が可能です。1年半にわたって滞在したい場合は最初の半年を留学、後の1年をワーホリビザで滞在すると良いです。もちろんこのようなミックスの手法を採択する場合も、1年半のプランに加入しておくのを忘れないでください。
渡航期間が6ヶ月であってもカナダのワーホリには1年間の保険加入が必要
ワーホリ保険とは、ワーキングホリデーで外国滞在中にケガや病気などに直面し治療費用などが必要になったときにサポートしてくれる保険のことです。カナダは比較的治安がよく、住環境も良好なことからワーホリ先としては人気が高いエリアです。しかし日本に比べるとカナダでの犯罪発生率は5倍に上ると見られていることや、本邦内では発症していない感染症なども報告されており、しっかりリスクヘッジを図っておく必要があるのは、他の国と同じです。 また医療水準が高いことから、治療費は高額に上ることも珍しくありません。実際に現地で受診すると、診断だけでも100ドルほど、入院するとなると1日当たり1200-3500ドルという高額の出費を余儀なくされます。仮に日本国内まで搬送するとなると、チャーター機の調達も必要になるため請求費用はとても負担できるものではありません。このようなリスクに備えるには最低でも1年間のワーホリ保険に加入しておき、万が一の事態に備えるのが賢明です。
カナダのワーホリのための保険は入国前に済ませておこう
ワーホリのビザ申請資格には、滞在期間の範囲に準じた医療保険に加入していることが条件に挙げられます。カナダにワーホリで1年間滞在したいのに、6ヶ月のプランしか加入していない場合は入国時にその期間分のビザしか発行されないという事例も少なくありません。高額の医療費を払わなくても済むというだけでなく、所有していないと入国の時点でトラブルに見舞われる可能性が高いです。日本での準備期間のうちに、あらかじめ加入しておいた方が無難です。 日本のワーキングホリデー協会にて、ビザの申請方法についての無料セミナーを開催しているためぜひ参加してマスターしておきましょう。また申請方法は、年に数回のレベルで変更があるため不特定の誰かのコピーを使うといった真似は絶対にしないでください。詳細に関しては毎年10月頃に、新年度におけるワーホリの申請方法が発表されるため必ずチェックすることが大切です。特に2011年の中頃からの変更として挙げられるのが、ビザの長さの分だけ保険に加入していなければならないという条件が追加されたことです。現地の空港で拒否されて、日本に帰国させられることのないように事前にこまめにチェックしておきましょう。
気になるカナダのワーホリにかかる費用相場
ワーキングホリデーは仕事をすることで滞在資金を補いつつ、最長1年間の海外生活を体験できる制度であり、国際交流を目的とした政府間協定となっています。
日本からワーキングホリデーで行ける場所には、ニュージーランドやフランス、ドイツやイギリスなど対象国は現在26ヶ国や地域となっています。
数ある国の中でも人気が高いのがカナダへのワーホリであり、英語圏であることやワーキングホリデー制度の歴史が長い国として知名度が高く、物価もヨーロッパと比較して高すぎないこと、治安も比較的良くて住みやすいことが人気の理由です。
では実際にカナダのワーホリにかかる費用相場はどれくらいかというと、1ヶ月の平均生活費は8万~9万円で、半年間働かずに生活できる金額は50万円で、1年間では100万円程度となります。
現地で働きながら滞在資金を補うことが可能ですが、初めての海外生活という方などはすぐに仕事が見つかるとは限らないので、現地での生活のリズムが身につくまでの滞在費は余裕を持って準備をすることが大切です。
また渡航までの必要な準備金として、現地での生活費の他に航空券代や語学学校の費用も工面する必要があるので、資金面は計画的に準備することをおすすめします。
カナダのワーホリで必須となる生活費
仕事をしながら、1年間海外で生活を行うことができるワーキングホリデーは、中長期の海外滞在の方法として高い人気があります。
現在ワーホリ先として日本人から高い人気がある外国の一つが「カナダ」であり、ヨーロッパと比べて物価が安定していることや留学生やワーホリで訪れる外国人の受け入れに慣れていること、そして治安の良さも長期間滞在する上で選ばれる理由となっています。
ワーキングホリデーある以上、現地での生活費は実際に働いて稼ぐと計画を立てている方もいますが、今まで海外生活をしたことがない人などは現地ですぐに職を見つけるのは難しいですし、現地に慣れるまでに時間がかかる恐れがあるので、ワーホリ先の1ヶ月の生活費を算出し最低でも半年は働かなくても生活できるように資金を準備する必要が出てきます。
1ヶ月にかかる費用は10~12万円とされ、物価自体も日本と大きく変わらず外食はカナダの方がやや高い傾向にあるので、少しでも節約をしたいならば自炊を心がけるだけでも高額な費用を必要とせずに生活をすることが出来ます。
家賃は場所にもよりますが1ヶ月で約4万~20万円で、ホームステイや学生寮、シェアハウスやアパートなど自分の目的に応じて滞在先を選びましょう。
光熱費に関しても1ヶ月で約4,500円ほどですが、家賃に光熱費が含まれているので別途で支払う必要がありません。
カナダにおいてのワーホリ・留学でかかる学費
カナダにおいてのワーホリ、留学をするにあたり、どれだけの学費が必要になるのか気になる人も多いことでしょう。
多くのお金が必要だと思う人が多いですが、現地でアルバイトをして稼ぐことも十分に可能であるため、費用を抑えることにもつながります。
語学学校の費用だけではなく、渡航までの準備や航空チケット、現地に到着した後に必要となる生活費などを準備しなければなりません。
渡航するまでには、少なくても100万円ほどは準備しておきたいところです。
半年間ほど働くことなく生活できる最低限の金額が1つの目安となります。
ワーホリビザは就学も認められていて、このようなことから語学学校で腰を据えて勉強したいと考えるのであれば、多めの学費が必要となります。
カナダのワーホリ体験者の1ヵ月の平均的な生活費は、8から9万円ほどとされています。
半年間働かずに生活する場合には50万円、1年間で100万円が必要と言えるでしょう。
現地での生活リズムが身に付くまでの滞在日については、余裕を持って見込んでおく必要があります。
ワーホリでカナダに行く際に知っておきたい食費事情
ワーホリでカナダまで行くような人は珍しくありませんが、基本的に最初に食費についても意識を向けないといけないです。
基本的に日本よりも高いことは確実になってしまいますから、ワーホリをする場合はある程度の余裕を持っておかないといけません。
食材を自分で購入して調理するような場合は、日本より少し高い程度で済むかもしれませんが、外食をするとかなり高くなってしまうはずです。
基本的にカナダで外食をする場合は、日本とは異なりチップを負担しないといけませんから、その分だけ料金が高額になってしまいます。
チップの相場についても最初にチェックしておかないといけませんし、何も出さないとトラブルに巻き込まれてしまうようなリスクもあるので注意が必要です。
リピートしてお店を利用したいような場合は、かならず適正な価格のチップを用意しておくのが大切になります。
そのためワーホリで食費を少しでも抑えたいと考えている場合は、自炊をするように心がけないといけないです。
カナダのワーホリのポイントは語学学校と住居費用の節約はしないこと
カナダ留学・ワーホリで1年間にかかる費用の相場は200万円近くになるため、学費や生活費の節約を試みる方は多いです。
しかし注意したいのは、語学学校や住居の家賃の安さだけで選んでしまうと不都合が生じてしまう点です。
学費を倹約してしまうと学校の質を落とすだけでなく、治安の悪いエリアに行く羽目になります。
住居も同様に費用を抑えてしまうと、昼間に出歩くことすらはばかられる地域しか選択肢がないケースも少なくありません。
ワーホリであれば仕事ができるため、生活費はある程度稼げます。
加えて現地で生活するにつれて食材を安く買える場所や時間帯が分かって来たり、自炊のコツを覚えたりと節約術が自然に身に付きます。
資金不足はこういった面で補って、できるだけ学校の質も治安も良い場所を選ぶことが大切です。
さらには良好な場所・環境に身を置くことで、良質な友人も集まってきます。
カナダはさまざまな人種がやってくる国であり、それこそ人生を左右するような出会いがある可能性もあります。
こういったチャンスを逃さないよう、学校・住居を重視して選ぶことが大事です。